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エムドゲインを利用した治療法について

エムドゲインとは?エムドゲイン
エムドゲイン(エムドゲインゲル)は、スウェーデンで開発されたたんぱく質の一種で、歯周組織再生誘導材料のことです。子どもの成長期には欠かせない成分(エナメルマトリックスデリバティブ)が含まれています。

エムドゲインは世界中で普及しており、感染症などの報告も無く安全で治療効果が高いとされています。

エムドゲインを利用した歯周病治療
歯周病の初期段階であれば、歯の周りを清潔に保つことで比較的短期間に治すことができます。しかし歯肉の炎症が奥まで進行し、歯肉がひどく化膿してしまった場合は、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要になります。この手術の際、歯周組織の失われた部分にゲル状のエムドゲインを塗ることで、歯周組織を再生に導きます。

エムドゲインを利用した治療手順
歯周病の状態を検査
歯周ポケットの深さを測ったり、レントゲンを撮って骨の状態を見たりしながら、歯周病の状態をしっかり検査します。検査結果をもとに、歯周病の程度や歯周病になっている歯に対してエムドゲインを使用した治療が可能かを判断します。

歯周外科手術
歯周外科手術は麻酔をかけて行います。まず、歯肉をメスで切り開き、剥離します。歯根表面を清掃してエムドゲインゲルを塗布していき、最後に切開した歯肉部分を元どおりに縫い合わせます。これで手術は終了です。
手術後は、しばらく休んでから帰宅していただきます。手術後、2~6週間後に抜糸を行います。

治療後の定期的な検査
歯周組織が再生する期間は歯周病の程度によって異なり、歯肉が健康な状態になるまでには数か月かかります。治療後は、お口の中を清潔に保つことが大切ですので、必ず定期的な検査を受けてください。


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