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2014年2月13日

院長あいさつ

院長あいさつ

こんにちは。星川歯科医院、院長の星川真です。

私は豊平に生まれ、進学も札幌南高、北大歯学部と、ずっと豊平区民でした。大学卒業後は、北大病院の第二保存科(歯周病科)にて勤務し、昭和初期より祖父、父と二代にわたり開業していたこの病院に平成11年に戻ってまいりました。現在は歯科医師である妻とドクター2人体制で当病院を運営しております。

院長あいさつ院長あいさつ

現在の札幌にはコンビニより多いくらい歯科医院がありますが、祖父の時代の豊平地区には歯科医院は5件くらいしかなかったと聞いております。また、当時の病院の目の前には今はなき定山渓鉄道の駅と路面電車の駅があり、大変にぎわっていたそうです。

院長あいさつ院長あいさつ

すべては患者さまのために

院長あいさつ豊平に育ててもらった私ですので、祖父の代より豊平の歯科医療を支えてきているという思いを胸に、精一杯豊平区民のため、またもちろん来ていただける札幌市の患者さま、道内の患者さまのために大学病院に負けないような診療を心がけてまいりたいと思います。

そのため、時間が許す限り咬合や歯周病治療などの最新の知識、技術を身につけるべく、学会や勉強会にも参加しました。歯科用CTやシロナソグラフなど、最先端の設備も導入しています。

まだ開業して10数年ですが、歯周病を中心に大学病院に負けない診療を行ってきたつもりです。

一生お付き合いいただける歯科医院として

院長あいさつ大学病院にいたときより勉強を続けているインプラントに関しましても、日進月歩で進化しております。そのため、日本各地での講演会等に参加し、日々研鑽し力を注いでおります。

また、当院で治療された方が施設や寝たきりになったときに対応できるようにと、訪問診療にも力を入れております。患者さまと一生お付き合いできる体制を整えておりますので、安心してご来院ください。

これからも患者さまのため、さまざまな治療のご提案ができるよう精進して参ります。

院長プロフィール

院長あいさつ星川歯科医院 院長 星川 真

【経歴】
1993年 北海道大学歯学部 卒業
1993年 北大歯学部第二保存科 入局
1999年 星川歯科医院 開業

日本歯周病学会歯周病専門医
日本咬合学会会員
バイオインプラントアカデミー会員

スタッフ紹介

スタッフ紹介

小児歯科

当院ではお子さまが安心して治療を受けられるように、保護者の方も一緒に診療室に入っていただきます。

小児歯科

「乳歯はどうせ抜けてしまうから、虫歯になっても構わない」

そんな風に思っていませんか?実は、乳歯の虫歯は永久歯へ大きな影響を及ぼします。逆に乳歯のうちからしっかり予防していれば、虫歯になりにくい永久歯を作ることもできるのです。

永久歯になってから虫歯になると、治療費も時間もかかってしまいます。幼い頃は歯並びも非常に整えやすく、子どもの頃からしっかり対処しておけば大人になってから苦労しないですむでしょう。

【当院の小児歯科の特徴】

まずは慣れるところからスタート小児歯科
治療に来たお子さまには、必ず何かひとつは達成して帰ってもらうようにしています。たとえば「歯ブラシを口の中に入れる」「エアーをかける」など、小さなことでも一つひとつできるようになることが大切だと考えています。

また、できたことを褒めてあげて、また来院したいと思ってもらえるようしたいと思っています。

乳歯でもしっかり処置します
乳歯の虫歯は進行が早いのが特徴です。そのため、放っておいて様子を見ることはありません。小児歯科であっても状況に応じた判断を大切にしています。

怖がらせない工夫
モニターでDVDを流すなど、治療から気をそらすような工夫をしています。アニメやヒーロー物、乗り物の映像などを、男の子、女の子によってさまざまに流す内容を変えています。

保護者の方にお願いしていること

小児歯科ブラッシングの仕上げ磨きは必ずお願いしています。そのときフッ素を含んだジェル(ホームジェル)の使用もお勧めしております。また、お子さまがよく噛んで食事をするよう見守ってもらったり、噛むトレーニングのガムをお子さまに使用してもらったりするなど、ご家庭でできる範囲のことはお願いします。

ホームジェルや噛むトレーニング用のガムは当院でも販売しています。お気軽にお問い合わせください。

【当院の虫歯予防メニュー】

フッ素塗布小児歯科
歯や骨にとって良い影響を与えることで知られるフッ素を、歯に塗布する治療法です。

フッ素を歯に塗ると歯の石灰化を促したり、細菌の活動を抑制させたりといった効果があります。定期的にフッ素を塗布することで、さらに歯質が強化され、小さいうちから虫歯や歯周病を予防することができます。

シーラント小児歯科
シーラントとは、奥歯の溝を薄いプラスチック(レジン)で塞ぐ虫歯予防法です。

奥歯の溝は複雑な形をしています。そのため、歯ブラシの毛先が入らず、毎日きちんと歯みがきをしていても虫歯になってしまうことがあります。そうならないために、レジンで奥歯の溝を塞ぐことにより、虫歯を防ぐことができるのです。

審美歯科・ホワイトニング

当院では、美しさも機能も兼ね備えた審美歯科治療を提供しています。

審美歯科

「口をあけると銀歯が目立ってしまう」
「歯の汚れや色が気になって、自信が持てない」

このようなお悩みや願いを解決するのが審美歯科治療です。
歯の白さや歯並びなどの美しさを追求する審美歯科は、一般歯科とは目指す治療目的が少し違うかもしれません。しかし、清潔で美しい歯並びは、見た目だけではなくお口の健康にも役立ちます。

歯は、ものを美味しく食べる機能を持つ器官であると共に、人の外見や顔の印象を左右する要素もあります。そのどちらにも焦点をあて、患者さまの希望を取り入れ、その方に合う歯並びや色を整えながら、口元の健康と健康美を求めていこうというのが、当院が考える審美歯科治療です。

より美しさを追求するために

審美歯科審美歯科治療は、きれいな被せ物をするだけでなく、歯肉のラインも大切です。そのため、治療の前に歯肉のラインを整える外科手術(歯周外科)をご提案することがあります。

また、被せ物をする際、歯根が変色して歯ぐきの外に影響している場合はウォーキングブリーチ後に治療を行うこともあります。

●ウォーキングブリーチ
通常は神経を抜いた歯にのみ適用される方法で、歯の内側にホワイトニング剤を使用します。薬剤には30%の過酸化水素などを利用します。メリットは、神経を抜いた特定の歯に大きなホワイトニング効果が期待される点にあります。ただし、必ず何回か通院していただく必要があります。

審美歯科と噛み合わせ

審美歯科大きなあごのズレは、骨格にも関係します。そのため、あごの位置がずれている場合は、まずそれを治してから審美歯科治療に移行します。

当然のことながら、審美歯科治療でも噛み合わせはとても重要です。しっかりと診査・診断を行い、必要な情報を技工士と共有しながら治療を進めていきます。

信頼できる技工士との連携
当院の審美歯科技工は、院長と勉強を共にしてきた信頼できる技工士さんにお願いしています。会社ではなく個人経営の技工士さんにお願いしているため、フットワークが軽く、子細な変更もすぐに対応してもらえます。

当院のおもな審美歯科メニュー

当院では、患者さまのご希望や症例によって素材を使い分けています。強度や透明感などを考慮し、最適なものをご提案します。

メタルボンド審美歯科メニュー
金属の周りにセラミックを貼り付けた被せ物です。中身が金属なのでオールセラミックよりも強度があり、表面がセラミックなので審美性もあります。

しかし金属を用いているため、歯ぐきの変色や金属アレルギーが起こる可能性もあります。そのため、強度が必要な奥歯などに用いることが多い素材です。

ジルコニアセラミック審美歯科メニュー
ジルコニアセラミックは、オールセラミックの審美性と金属の強度を併せもっています。自然な白さで口元をより美しく見せてくれます。前歯や奥歯、どちらにも適しています。

ハイブリッドセラミック審美歯科メニュー
ハイブリッドセラミックは、硬いセラミックに粘りのあるレジン樹脂を混ぜたものです。噛み合わせる歯に優しい素材なので、噛む力が必要な奥歯などに適しています。

ラミネートベニア審美歯科メニュー
ラミネートベニアは、歯の表面を0.5mmくらい削り、その上に薄いセラミックを付け爪のように貼り付ける審美歯科治療です。適応症としては、歯の黒ずみや、前歯にすき間が空いている場合です。ラミネートベニアは歯の形を美しく変えられます。2~3回の通院で仕上がります。

ホワイトニング

当院では、院内で行うオフィスホワイトニングをご提供しています。そのほか、歯髄を抜いた歯にはウォーキングブリーチをご提案することもあります。

ホワイトニング

「芸能人みたいな真っ白な歯になりたい!」
「歯の黄ばみが気になって、笑うのをためらってしまう...」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?歯みがきやクリーニングでは落ちない黄ばみや黒ずみを、ホワイトニングで解消しましょう。

ホワイトニングとは?

ホワイトニングホワイトニングとは、歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみや色素を分解するものです。修復物などではなく天然の歯を白くするため、とても自然な色の仕上がりとなります。

<ホワイトニングのメリット>
・歯を傷つけずに白くできる
・歯の色の調節ができる
・ほかの治療と比べ費用が安い

<ホワイトニングのデメリット>
・効果に個人差がある
・ある程度継続しなければ白さが保てない

オフィスホワイトニングホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院にて行います。まず歯の表面をクリーニングし、過酸化水素水を含んだ薬剤を塗布し、照射器をあてて薬剤の浸透を強めます。効果には個人差がありますが、1週間ごとに3、4回の施術を行えば、歯の白さ実感していただけます。

<オフィスホワイトニングのメリット>
・効果発現が早い

<オフィスホワイトニングのデメリット>
・後戻り(リバウンド)が早い

審美歯科・ホワイトニングに関するQ&A

Q. 審美歯科治療って何ですか?
審美歯科とは、歯科的機能回復(良く噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点をあてた、総合的な歯科治療のことです。審美歯科治療を受けることで、最初うつむき加減だった患者さまが、見違えるように自信を持ち始めたケースもあります。「口元にコンプレックスがある」「歯の色が気になる」などの悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

Q. どのくらいの期間がかかりますか?
治療する歯の本数、内容によってかなり異なります。単純に被せるだけなら最短2回ですが、よりキレイに治すために回数がかかることもあります。当院では、なるべく治療期間、回数を減らすように努力しておりますが、詳しくは診断後の判断となります。

Q. 真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です。
歯を治療するにあたり、経済的負担を考慮することも大切な要素です。当院では、予算に応じて「ここは保険で」「ここは部分的な詰め物で」とプランニングし、最小限に抑えた費用をご提示いたします。

Q. 審美歯科治療に保険は適用されますか?
歯科診療は保険治療と自費治療に分けられますが、審美歯科治療は、使用する材質によって自費治療となります。もちろん、保険が適用されるレジンや金属より、保険外ではあってもセラミックの方が美しく耐久性があります。

Q. 銀歯を目立たなくする方法はありますか?
銀歯の詰め物を一度外し、白く透明感の高いセラミック製の素材に詰め替えることにより、自然な色合いになります。

Q. 歯のクリーニング(PMTC)だけで歯を白くすることはできますか? 
歯の表面の着色の場合は、クリーニング(PMTC)だけできれいになります。しかし、歯の内部的変色や本来の歯の色以上に白くしたい場合は、ホワイトニングやセラミックなどの方法をお勧めします。

Q.ホワイトニングはどれくらいで治療が終わりますか?
患者さまによりますが、当院で提供しているオフィスホワイトニングなら3~4回ほどで効果を感じる方が多いようです。ただし、個人差が大きいのも事実です。お急ぎであれば、歯の状態に応じた、できるだけ早い方法をご提案させていただきます。ご相談ください。

Q.ホワイトニングをしても白くならないことはありますか?
詰め物や差し歯などの人工の歯、グレーに変色している歯は、ホワイトニングをしても白くなりません。このような歯を白くすることをご希望であれば、セラミックなどの審美歯科治療をお勧めしています。

また、変色の度合いが強い場合、歯に茶色の縞模様が存在している場合は、なかなか白くなりません。とはいえ、ホワイトニング方法の調節で、目立たなく改善でき、患者さまにもご満足いただく結果を得ています。あきらめず一度ご相談ください。

歯周病専門医が行う安全なインプラント治療

当院の院長は、歯周病専門医でありながらインプラント治療も約300症例と経験豊富。セカンドオピニオンにも対応しています。
当院では、世界4大インプラントのひとつである米国ジンマーデンタル社のスプラインインプラントを使用しています。

インプラント

歯を抜いた、または抜けてしまったお口の中を元の状態に戻すには、下記の3つの治療方法があります。

●入れ歯
●ブリッジ
●インプラント

中でもインプラントは見た目の美しさ、機能的にも優れた最新の治療法です。入れ歯では食べづらかったおせんべいなども、バリバリと食べることができますし、天然歯に近い噛み心地を取り戻すこともできます。

またインプラントは、普段と同じように歯を磨いておけば、口臭に悩まされることもありません。見た目も天然の歯と同じです。そのため、大きな口をあけて大声で笑うこともできます。

インプラントと入れ歯・ブリッジとの違い

インプラントブリッジは支えている歯に負担がかかり磨きにくいことから、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、入れ歯はバネのかかっている歯が必ずグラグラしてきます。そのため噛めなくなり、反対側の悪くない歯まで痛めてしまう可能性があります。

結局、ブリッジも入れ歯も、残っている歯を痛めてしまう治療法なのです。残っている歯を健康に守りたい方には、インプラントをお勧めします。

<インプラントの特徴>
●何でもよく噛める
●入れ歯のような不快感がない
●ブリッジのようにほかの歯を削る必要がない
●残っている歯を守ることができる
●見た目も美しい

  

歯周病専門医が行うインプラント治療のメリット

インプラントインプラントで最も大切なのは術後のメンテナンスです。ただメンテナンスを行うといっても角化歯肉(かくかしにく)が少ない状態では、うまくケアを続けることができません。角化歯肉とは、歯ぐきの中でもあごの骨に付着していて、頬や唇をひっぱると動かない部分のことです。

この角化歯肉の状態を考慮しながらインプラント治療を行えるのが、歯周病専門医の強みです。一般的な歯科医師では見逃してしまいがちな歯ぐきの状態も考慮しながら、最適なインプラント治療を提供いたします。

インプラントと歯周病の関係

インプラント人工歯根であるインプラントは、虫歯にはなりません。しかし、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病には感染します。たとえインプラントが成功しても、周りの歯が歯周病である場合、歯周病菌が転移して今度はインプラントを失ってしまう危険性が高いのです。

当院ではインプラント治療前に口腔内を検診し、歯周病がある患者さまの場合は、先に歯周病の治療を行います。インプラント治療は、まず歯を失う原因のナンバー1の歯周病を治すことからはじまります。そうすることが、インプラントを安定させ長年使うために重要なのです。

ペリオテストで確認

ペリオテスト
インプラントの動揺度を肉眼で確認することは非常に困難であり、また不確実です。
この機械を使用して、インプラントがどの程度骨と結合しているかが数値化され、定量的な評価が可能になります。

 ペリオテストを使用することにより、被せ物の型を取るタイミングや、また経過観察時のインプラントの状態を定量的にに把握できます。

【当院のインプラント治療の特徴】短期間の治療

インプラントインプラントの治療期間はとても長いものだと思われがちですが、当院ではできるだけ患者さまの負担を軽減するために、治療期間の短いインプラント治療を行っています。

基本的に手術は抜歯即時埋入ですので、その日に噛むことができます。また、インプラント体は生体親和性が高いHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントを使用しているので、最短2か月ほどで被せ物を被せることができます。

抜歯即時埋入
これまでのインプラント治療では、最低でも2回の外科処置が必要でした。そのため、治療期間が長くなり費用もかさんでしまうというデメリットがありました。「抜歯即時埋入」は、患者さまの時間的負担や費用的負担を取り除くことで精神的負担も軽減できるという、大変魅力的な治療方法です。

【当院のインプラント治療の特徴】CGFによる再生治療

インプラント当院ではインプラント手術時の傷の治りを早くしたり、骨や歯周組織の再生・回復を早めたりするため、CGFによる再生治療を導入しています。

患者さまから採取した血液を再生医療機器「メディフュージ」にかけ、CGF(Concentrated Growth Factors)を作ります。CGFとは傷の治りを促進させる血小板を濃縮させた膜のこと。インプラント治療など骨を増やす手術をするときに大きな効果を発揮します。

【当院のインプラント治療の特徴】増骨手術

インプラント歯周病や虫歯を悪化させた方は、一度歯を抜いてしまうとあごの骨が薄くなってしまいます。そのようなあごの骨が薄い方でも、増骨手術を行えばインプラントが可能となります。

当院の増骨手術では生物由来でないため未知の感染の可能性がない「ベータTCP」という、将来的に患者さま自身に吸収される人工骨補填材を使用します。

ソケットリフト
上あごの骨が少ない場合に行う手術です。上顎洞という上あごの空間の中に、特殊な機械で粘膜を押し上げて骨を作ります。ただし骨の厚みが2mm以下の場合、2回に分けて手術を行うことがあります。

スプリットクレスト
スプリットクレストとは骨の高さはあっても幅が少ない(薄い)場合に行う手術です。骨頂にノミのような器具を用いて溝を形成し、楔(くさび)効果によって骨を横に押し広げます。

GBR
骨が不足している部分を特殊な膜で覆い、骨を作るスペースを確保します。その中に骨のもとになる素材を詰めていき、骨の再生を促します。

【当院のインプラント治療の特徴】スプラインインプラントを採用

スプラインインプラント当院では、世界4大インプラントのひとつである米国ジンマーデンタル社のスプラインインプラントを使用しています。スプラインインプラントは、骨折治療の初期段階と同様のカルシウムブリッジを形成するため、強固に骨と結合する特徴があります。

チタンインプラントの場合、チタンと骨の界面はミクロレベルでは完全に接触していないことがありますが、スプラインインプラントの場合、界面のカルシウムによって直接骨と結合します。

生体に馴染みやすい最先端のインプラントスプラインインプラント
ジンマー社のコーティング技術はMP-1と呼ばれ、97%のHA結晶体で構成されています。そのため生体と馴染みやすく、剥離や吸収などの問題がほとんど報告されていません。条件の悪い骨でも、しっかりと結合することが最大の特徴と言えます。

スプライン構造スプラインインプラント
インプラントとアバットメントの接合部は、スプラインと呼ばれる特別な構造をしています。
この構造により、アバットメントの回転防止やスクリューの弛み抑止など、多くのインプラントに起こりうるトラブルを防止します。

【当院のインプラント治療の特徴】安心の治療設備

歯科用CTインプラント
当院ではカボ社(ドイツ)製の最新の歯科用CTを導入しています。コンピュータ上で骨を再現することで、レントゲンではわからなかった骨の奥行き・幅・厚みを正確に知ることができるようになりました。また従来のCTよりも低被爆なのと、噛み合わせにも関係のある頸椎まで広範囲に撮影できるのが特徴です。

カウンセリングの患者さまは無料で撮影します。その後治療が決まった方は、細かい診断のために改めて有料で撮影いたします。

ピエゾサージェリーインプラント
ピエゾサージェリーは、3次元超音波振動を利用することで切削部分の長さ・深さを正確にコントロールできます。Dr. Tomaso Vercellotti(トマソ・ベルセロッティ)によって考案された、いま最も注目されている手術器具です。これにより、神経や血管などの軟組織を傷つけず、安全に骨だけを切削することが可能となりました。

【当院のインプラント治療の特徴】10年間保証

インプラントインプラント治療を受けていただいた患者さまに対し、万が一問題が生じた場合、インプラント保証規約に基づき、術後10年間責任を持って再治療を行います。ただし、定期検診にお越しいただくことが条件で、糖尿病など全身疾患の悪化時は除外されます。

【当院のインプラント治療の特徴】リカバリー治療

インプラントインプラント治療は、適切に行えば術後にトラブルが起きることはありません。しかし不幸にも、インプラント治療を受けたことで、さまざまな失敗や事故に直面されている方もいらっしゃいます。当院では、そのような他院で行った失敗のリカバリーも行っております。

インプラント治療を受けたあとに不具合や違和感を覚えられている方は、悩まずリカバリー治療を受けることをお勧めいたします。当院ではアバットメント(上部構造の土台)から上について対応しています。もうダメだとあきらめず、一度ご相談ください。

【当院のインプラント治療の特徴】感染対策

インプラント歯科医院では、歯や入れ歯を削るたびに空気中に浮遊物が発生します。そのため、インプラントの手術は必ずほかの患者さまがいない時間に行います。また、手術器具はもちろんオペ着や帽子も滅菌パックから出したばかりのものを使用します。

インプラント治療の流れ

【STEP1】カウンセリング
ほかの治療同様、はじめにカウンセリングを行います。既往症やアレルギーなどお身体の状態について、また現在気になっていることや治療に対するご希望などを詳しくお伺いします。

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【STEP2】検査・診査・診断
歯および口腔内全体の状態を把握するための検査を行います。最新鋭の機器と多くの症例経験により、正確な診査・診断を行います。

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【STEP3】インフォームド・コンセント
最善の治療方法や費用などについて、一つひとつ明確にわかりやすくお伝えします。また、治療計画見積書を作成し、治療に対するご理解を深めていただけるよう努めています。

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【STEP4】インプラント治療(手術当日)
通常どおりにご来院いただき、その日の体調やご帰宅の手段などを伺います。

<骨が十分にある方の場合>
インプラントの本数、内容により異なりますが、通常は2時間ほどで終了します。手術工程の中でもインプラント埋入にかかる時間は、1本につき15~30分が目安となります。

<骨が薄い方の場合>
インプラントに適した骨量の再生治療技術が必要な方の場合は、骨の状態によって手術時間が大きく変わります。詳しくは医師にお問い合わせください。

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【STEP5】手術後の治療の流れ
手術後は、消毒と経過観察のために数回通院していただきます。通常、手術後約1週間で抜糸。その後はインプラントや骨の安定を待ち、約2か月後に最終的な上部構造を装着します。

インプラントに関するQ&A

Q. インプラント治療って何ですか?
何らかの原因で失われた歯の代わりに、あごの骨に人工の歯根(インプラント)を植える方法です。インプラント体に使われる素材は、生体親和性の高い「チタン」が使用されており、ほとんど生体に異物防御反応を起こさせることはありません。
当院ではより親和性の高いHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントを使用しています。

Q. インプラントのメリットは何ですか?
「何でもよく噛める」「入れ歯のような不快感がない」「残っている歯を守ることができる」など、さまざまなメリットがあります。最近では「しっかり噛むことで老化防止や癌予防にもつながる」とも言われています。

Q. インプラントのデメリットは何ですか?
外科手術が必要です。とはいえ、手術中の痛みはほとんどありません。また、インプラントは保険を適応できないため、費用がかかります。しかし、万が一何かあった場合には保証もついておりますので安心です。

Q. 噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?
当院では噛み合わせなどを含めて総合的に診断を行い、治療計画を立てますので、問題はほとんどありません。

Q. 金属アレルギーですが大丈夫ですか?
インプラントはチタンでできています。チタンは金属の中でもかなりアレルギーが少ない金属です。しかし、もしチタンアレルギーの方にインプラントを入れると、インプラントが抜けてきます。チタンアレルギーの疑いがある場合はパッチテストなどで調べる必要があります。

Q. インプラントができない人はいますか?
18歳未満の方、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適しておりません。心配な方はご相談ください。

Q. その日のうちに歯が入るインプラントはできますか?
患者さまの状態によります。具体的には骨の硬さや骨の厚みなどにより違いますが、状態がいい場合、当院ではその日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。

Q. 骨の量が少なくても大丈夫ですか?
骨の少ない方は骨を増やす手術(GBR、ソケットリフト、スプリットクレフトなど)を行えば問題ありません。ただし、これらには外科手術を必要とします。外科的な負担が少ない方がいいという方はご相談ください。

Q. 手術は痛いですか?
インプラントの手術は局部麻酔をかけますので、痛みはありません。当院では、最新の技術を使用して、痛みの少ない治療を行っております。

Q. 手術時間はどのくらいかかりますか?
1~3本ぐらいであれば1時間半ぐらいで終わります。また、骨を作るなど複雑な手術ではもう少し時間がかかります。

Q. 治療期間はどのくらいですか?
早い方なら、約2か月程度で正常に噛めるようになります。ただし、患者さまの食いしばりや歯ぎしりなどにより、多少伸びる場合もあります。また、歯周病治療直後のインプラント埋入など手術のリスクが高かった場合は、少し様子見が必要なためさらに数か月かかります。

Q. 手術後の入院は必要ですか?
入院は必要ありません。手術後は安静にしていただくように説明しておりますが、デスクワークなどの仕事は差し支えありません。

Q. インプラントが歯周病になったらどうしますか?
軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかないこともあります。とはいえ、定期検診に通うことで歯周病の予防ができます。

Q. 手術後、腫れたりしませんか?
患者さまによっては外科的刺激が大きくなり、少し腫れることもあります。しかし、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はありません。多くの方は3~4日後に腫れがピークとなり、1週間ほど経てば完全に収まります。

Q. 手術後の食事は大丈夫ですか?
ほとんどの場合、術後3~4時間ぐらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしていない箇所で食べ物を噛んでしてください。また、できればやわらかい物を選んでください。栄養をとれば抵抗力がつきますので早く治ります。

根管治療

当院では根管長測定器とマイクロスコープを使ってていねいに根管治療を行います。取り切れない菌も水酸化カルシウムを活用して除菌します。

根管治療1根管治療2

「虫歯が悪化して、歯を抜くしかないと言われた」
「虫歯を治療したのに痛い」
「神経を取っているのに、歯ぐきが腫れる」

歯を治療したあとに、痛みや腫れを感じたことはありませんか?治療したから大丈夫だろうとそのまま放置していると、大変なことになるかもしれません。痛みや腫れを放っておくと歯の神経が壊死し、根の先に膿が溜まって歯ぐきが腫れてきます。その状態になると治療が難しくなり、ひどいときは抜歯をしなければなりません。

このような悪化した歯に施す処置が「根管治療」です。虫歯が神経に達したまま放置していると、最終的には歯を抜かなければなりません。根管治療は、重症化した歯を残すことができる、唯一の治療と言えます。

初期の虫歯なら、歯を削って詰め物を入れれば症状が改善されます。しかし、虫歯が神経にまで及び、炎症が起きてしまった場合には、その神経を除去して根管内を洗浄する必要があります。そのために行うのが根管治療です。

具体的な治療方法

根管治療歯の神経が入っていた部分(根管)を、リーマーと呼ばれる専用の器具を使ってていねいに洗浄します。その後、薬を詰めてから被せ物を装着します。この際、虫歯菌を完全に取りきらないと再発の恐れがあるため、根管治療には綿密な歯科技術が必要とされます。

根管治療の流れ
【STEP1】歯の表面の虫歯部分を、器具を使って除去する
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【STEP2】根管部分の治療がしやすいように、神経スペースに穴をあける
次へ
【STEP3】リーマーという器具を使い、歯の根の感染した部分を除去する
      ※この際、必要があれば、抜髄(ばつずい)という神経を取る処理をします
次へ
【STEP4】根管の先まで薬を詰めて炎症を鎮め、ばい菌が入らないように根管を封鎖する
次へ
【STEP5】根管治療後の歯は、症例により詰め物・被せ物を取り付ける

当院の根管治療

当院の根管治療当院では「菌を残さない」根管治療を徹底しています。そのため、根管の中をリーマーで掃除したあとは、水酸化カルシウムを活用します。水酸化カルシウムと生理食塩水を混ぜて根管内に注入することで、取り切れなかった菌が除去できるのです。

また、根尖外の炎症を中和し、根尖部が大きく壊れている場合は当該箇所を封鎖してくれる作用も期待できます。

グラスファイバーの活用
根管治療をすると、歯根破折しやすくなります。その予防として、当院ではグラスファイバーのポストをスーパーボンドで接着させる処置をお勧めしています。グラスファイバーは自費治療となりますので、ご希望の方はご相談ください。

入れ歯専門のドクターが一人ひとりに合わせた治療を行います

入れ歯は、コンタクトレンズのように身体にとっては異物です。だからこそ、どれだけフィットして、快適に噛めるかが重要です。

入れ歯

歯を失った場合、現在はインプラントと入れ歯という2つの選択肢があります。
最近では、異物感の少なさや取り外しの必要がないなどの理由から、インプラントを選ばれる方が多くなりました。しかし、

●骨量が少ない
●手術に対する恐怖心が強い
●全身的な理由により手術が難しい

などの理由により、インプラントが適応できない場合もあるのです。
また、すでに入れ歯をご利用の方から「入れ歯が合わない」「うまく噛めない」というご相談を受けることもあります。また、インプラントやマグネットを使った入れ歯に代えたいといご要望もたくさんいただきます。

当院ではできるだけ残存歯(残っている歯)を傷めない、残存歯を活かす入れ歯をご提案しています。そのため、いきなりフルデンチャーをお勧めすることはありません。入れ歯でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

当院の入れ歯治療

入れ歯すでに入れ歯をお使いの方の場合は、それまでお使いの入れ歯が合っているかどうか、あごの位置が合っているかどうかを診査します。さらに粘膜の状態を確認し、問題なければ新しい入れ歯の製作を行います。

部分入れ歯の場合は、残っている歯の状態を診断し、必要であればまずは歯周病の治療を行います。

いくらぴったり合う入れ歯を作っても、土台となるお口の中の環境が悪ければ意味がありません。そのため、歯周病治療もしっかり行います。当院の院長は歯周病専門医です。安心してお任せください。

入れ歯をいつまでも快適にお使いいただくために

入れ歯はじめて入れ歯をお作りの方は、あまりにも大きな入れ歯は異物感が強くなります。そのため、まずは小さめの入れ歯からお使いいただき、少しずつ入れ歯に慣れてもらうようにしています。また、患者さまの要望に合わせたサイズ変更にも迅速に対応しています。

そのため、はじめは頻繁に通っていただいての調整が必要となります。しかし、噛み合わせなども同時にチェックしますので、結果的に長く快適にお使いいただける入れ歯をお作りすることができます。

入れ歯と噛み合わせ

入れ歯天然の歯と同様、入れ歯も噛み合わせが悪くなるとさまざまな症状で悩まされるようになります。たとえば、以下のように全身に影響を及ぼす可能性もあるのです。

●あごの関節付近が痛い
●肩がこる
●腰が痛い
●手足がしびれる
●耳鳴りがする
●偏頭痛がひどい

当院ではシロナソグラフを使った噛み合わせや顎位のチェックなどを行っていますので、噛み合わせがずれたまま入れ歯をお作りすることはありません。

当院のおもな義歯(入れ歯)メニュー

一口に入れ歯といってもさまざまな種類があります。最近はインプラントと組み合わせたインプラントデンチャーが安定性も高く、噛みやすく、ずれにくいということで人気です。当院では患者さまのお口の中の状態やご希望に応じて、最適な入れ歯をご提案しています。

当院の部分入れ歯メニュー
部分入れ歯メニュー●ノンクラスプデンチャー
表側の見えるところに金属を一切使わず、目立たない入れ歯です。色も歯ぐきとほぼ同じピンク色なのでばねが目立ちません。

<ノンクラスプデンチャーの特徴>
・装着しても目立たない
・違和感が少ない
・壊れにくい

このほか、コーヌスデンチャーやミリングデンチャーにも対応します。

当院の総義歯メニュー
総義歯メニュー●金属床義歯
金属床義歯は薄く作れるので違和感が少なく、発音もしやすい入れ歯です。冷たいものや温かいものも敏感に感じることができるので、美味しく食事ができます。また、患者さまに合った人工歯を使用するので審美的にも優れています。

非常に軽く生体親和性に優れ、アレルギーの心配がありません。当院ではおもにコバルトを使用します。

<金属床義歯の特徴>
・食べ物の熱い、冷たいがよく伝わって食事が美味しい
・金属部分は汚れにくく、清潔さを保ちやすい
・薄く細く小さいので、快適で違和感が少ない
・丈夫で壊れにくい
・歪まないので残った歯と歯ぐきに優しい

総義歯メニュー●マグネットデンチャー
残っている歯と義歯の両方に小さな磁石を埋め込み、磁力で部分入れ歯を固定する方法です。歯の根が残っていればマグネットを入れることができ、十分な強度も保てます。

<マグネットデンチャーの特徴>
・歯の根が少しでも残っているところなら、簡単に入れられる
・歯にかかる負担が少ない
・留め金などがないので、見た目が美しい

総義歯メニュー●ロケーター
インプラントや天然歯に、マグネットデンチャーのマグネットの代わりにロケーターというアバットメントを取り付ける入れ歯です。ロケーターはマグネットよりも持続力が強く、しっかりと固定されます。

MRIを受診される方は、マグネットデンチャーを使用できません。受診の可能性がある方にはこちらをお勧めしています。

<ロケーターの特徴>
・しっかりと固定され、食事中に入れ歯が外れる心配がない
・取り外しが可能なため、入れ歯を外して清掃できる
・使用中の入れ歯を加工して使える

入れ歯メニュー●インプラントデンチャー
インプラントデンチャーは、インプラントをあごの骨の中に埋入することからはじめます。その後、インプラントに入れ歯を安定させるアタッチメントを取り付けます。アタッチメントには、ボールタイプと磁石タイプがあります。

<インプラントデンチャーの特徴>
・安定性が高い
・噛みやすい
・ずれにくい

日本歯周病学会の専門医が重度の歯周病もしっかり治療します

当院の院長は歯周病の専門医です。だからこそ他院では難しい症例にも対応できます。

歯周病治療

「歯を磨いているときに、歯ぐきから血が出たことはありませんか?」

これが初期の歯周病のサインです。ごく初期のうちにきっちり治療すれば、特に問題はありません。しかし、歯周病が進行すると歯肉が後退して歯と歯の間に隙間ができたり、歯根を支える骨が崩れて歯が抜けてしまったりという、取り返しのつかない事態となってしまいます。

当院では、ブラッシング指導をベースに、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療法を歯周病専門医がご提案いたします。

  

歯周病専門医とは

歯周病極端に言うと、歯科医師ならば誰でも歯周病の治療はできます。できなければ歯科医師の資格を取ることはできません。では、一般的な歯科医師と歯周病専門医は、一体どこが違うのでしょうか。

歯周病専門医とは、日本歯周病学会が認めた資格です。資格を取るためには、歯周病治療を専門とする施設で5年間以上治療に携わり、さらに資格取得のための試験に通らなければなりません。そのため一般の歯科医師よりも歯周病に対する知識があり、治療経験も豊富なので技術が高いのです。

歯周病ってどんな病気?

歯周病歯周病とは、お口の中に溜まった歯垢(プラーク)や歯石に細菌が繁殖し、歯肉や歯槽骨といった歯周組織に炎症を起こす病気です。

歯周病の初期症状は、歯ぐきが少々腫れる、歯みがきをすると血が出るといった程度ですが、気付かないうちに進行。やがては骨が歯を支えられなくなり、自然と歯が抜けてしまいます。

歯周病は初期のうちなら、細菌の温床となっている歯垢や歯石を取り除き、正しいブラッシングを続けることで改善できます。でも症状が重くなると、外科的な措置が必要になることもあります。なるべく早期に発見し、早期に治療することが大切です。

歯周病の怖さ

歯周病歯周病はお口の中だけに留まる病気ではありません。歯が抜け落ちてしまうだけでなく、人体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。また全身疾患をお持ちの患者さまの場合、歯周病の治療でも疾患を考慮しなければなりません。

逆に言うと、歯周病を治すことで全身疾患が好転する場合もあるのです。お口の中は全身の健康とつながっているのです。

●糖尿病
糖尿病は、慢性的に血糖値が高くなり全身の免疫力が落ちてしまう病気です。悪化するとさらなる合併症を引き起こす可能性もあります。以前から、糖尿病にかかっていると歯周病のリスクが高まると言われていました。ところが近年、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという疫学調査が出てきています。

●肥満
歯周病による炎症が肥満を招いている場合もあります。また、肥満の方は脂肪細胞によって全身に炎症が起きている状態ですので、歯周病の炎症を悪化させやすいとも言われています。

●脳卒中
血液中にある歯周病菌が「アテローム性プラーク」と呼ばれる脂肪性物質の沈着物を作ります。それが原因で血栓ができ、脳の血管にまで運ばれ発症してしまいます。

●早産/低体重児出産
歯周病は、女性ホルモンにまで悪影響を及ぼす場合があります。 歯周病菌に含まれる毒素や炎症物質の濃度が血液中で高くなると、子宮筋が収縮し胎児が十分に成長できない状態で出産に至る可能性が高まります。その結果、体重2,500グラム未満の低体重児の出産や早産の恐れもあるのです。

●誤嚥(ごえん)性肺炎
誤嚥性肺炎とは、高齢者の死亡原因として非常に多い肺炎です。歳をとると、食事のときに食べ物が気管や肺に入り込んでしまうことがあります。それに伴い、肺に細菌が繁殖して引き起こされる病気が誤嚥性肺炎です。口腔機能が衰え、口内に細菌が多い高齢者は誤嚥性肺炎を招きやすくなってしまいます。

●骨粗しょう症
骨粗しょう症で全身の骨が衰えてくると、同時に歯を支えている歯槽骨ももろくなります。つまり、骨粗しょう症の方は歯周病にもかかりやすい状態なのです。また、骨粗しょう症の治療で薬を服用している方が抜歯をすると、歯の周囲の骨が壊死してしまうことがあります。

歯周病の進行具合と治療方法

軽度歯周病歯周病
歯と歯肉の間に歯垢や歯石が溜まり、細菌の繁殖によって炎症が起こった状態です。軽度歯周病であればブラッシング指導や歯のクリーニングを行うことで、比較的短期間で回復します。

中等度歯周病歯周病
口臭や出血がひどく、歯石の付着も目立ち、歯肉も炎症を起こしています。少しずつ骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯も動揺してきます。この段階では、数回にわたって除石を行い、歯肉の状態を改善します。歯肉溝(ポケット)の深さが4mm以上あるところは、歯周外科の適応となります。

重度歯周病歯周病
歯肉が化膿して、真っ赤に腫れた状態です。骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなっています。重度の場合、非外科処置では対応できない部位があれば歯周外科にて対応します。それでも保存不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。

  

エムドゲインを利用した治療法について

エムドゲインとは?エムドゲイン
エムドゲイン(エムドゲインゲル)は、スウェーデンで開発されたたんぱく質の一種で、歯周組織再生誘導材料のことです。子どもの成長期には欠かせない成分(エナメルマトリックスデリバティブ)が含まれています。

エムドゲインは世界中で普及しており、感染症などの報告も無く安全で治療効果が高いとされています。

エムドゲインを利用した歯周病治療
歯周病の初期段階であれば、歯の周りを清潔に保つことで比較的短期間に治すことができます。しかし歯肉の炎症が奥まで進行し、歯肉がひどく化膿してしまった場合は、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要になります。この手術の際、歯周組織の失われた部分にゲル状のエムドゲインを塗ることで、歯周組織を再生に導きます。

エムドゲインを利用した治療手順
歯周病の状態を検査
歯周ポケットの深さを測ったり、レントゲンを撮って骨の状態を見たりしながら、歯周病の状態をしっかり検査します。検査結果をもとに、歯周病の程度や歯周病になっている歯に対してエムドゲインを使用した治療が可能かを判断します。

歯周外科手術
歯周外科手術は麻酔をかけて行います。まず、歯肉をメスで切り開き、剥離します。歯根表面を清掃してエムドゲインゲルを塗布していき、最後に切開した歯肉部分を元どおりに縫い合わせます。これで手術は終了です。
手術後は、しばらく休んでから帰宅していただきます。手術後、2~6週間後に抜糸を行います。

治療後の定期的な検査
歯周組織が再生する期間は歯周病の程度によって異なり、歯肉が健康な状態になるまでには数か月かかります。治療後は、お口の中を清潔に保つことが大切ですので、必ず定期的な検査を受けてください。

当院のおもな歯周病治療メニュー

歯周病治療メニュー歯周病治療の基本は、原因となっている歯石や歯垢の除去です。しかし、重度になってしまうと、歯肉の切除、歯周組織の再生といった外科的治療が必要となります。当院では、そのような高度な技術にも対応しています。

スケーリング
スケーリングとは、スケーラーという専用の器具を使って、歯の表面に付いてしまった歯垢や歯石を除去すること。歯垢や歯石をとったあとは、歯の表面がでこぼこになってしまうので、新たな歯垢や歯石を付きにくくするために平らに整えます。

歯周ポケット掻把術
当院では、初期の歯周病に施します。スケーラーで歯周ポケットの炎症を起こした組織や、汚染された歯根面の組織を取り除きます。歯周ポケット内を清潔にすることで、歯根面と周囲の組織がくっついて、歯周ポケットを浅くさせることができます。

フラップ法
歯肉をメスで切り開き、歯根面や歯槽骨をむき出しにします。その状態で奥深くに付いた歯石などを除去し、溶けてしまった歯槽骨の表面を整えてから、元どおりに縫い合わせます。外科的な処置が必要な場合、当院ではおもにこのフラップ法を用います。

歯肉切除
歯肉切除術はその名のとおり、歯肉をメスで切り取ってしまう治療法のことです。深くなった歯周ポケットを除去し、プラーク(歯垢)コントロールをしやすくする目的で行われます。

GTR(組織誘導再生法)
歯周病によって壊された歯の根に、不要な歯肉が入り込まないようにメンブレンという特殊な膜を被せます。これにより、膜の上の歯肉と膜の下の歯槽骨の回復が期待できます。当院では、保険診療でも行えます。

エムドゲイン
歯周外科手術の際、手術部位にエンドゲインゲルを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を周囲に再現し、失われた歯周組織を再生します。エンドゲインゲルの主成分のエナメルマトリックスデリバティブは、子どもの頃、歯が生えてくるときに重要な働きをするとされるたんぱく質の一種です。

エムドゲインは、おもにインプラント治療で使うCGF技術と合わせて使用するケースや、骨補填材(人工骨)と併用するケースもあります。

歯周病に関するQ&A

Q.歯周病とは、どんな病気ですか?
歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。
歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)から歯の根に沿って菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるように、ほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。

Q. 歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
同じものです。
これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称がおもに使用されていました。一方で最近は、歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨をはじめ、歯の周辺の広範囲にさまざまな症状が表れるため「歯周病」という名称が用いられるようになりました。

Q. 歯周病は何歳くらいから起こるものですか?
歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周病の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりえます。
また、歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどないため、発見が手遅れになることもしばしば。歯周病を予防するために、毎日の歯みがきと歯科医院での定期検診が重要です。

Q. 歯周病はどのように予防するのでしょうか?
歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢はご自身で除去できないため、歯科医院で清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

Q. 歯周病はどうやって治すのでしょうか?
歯周病が進行して溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。
歯周病の原因は歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である「歯垢=細菌」をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって、今以上に細菌を増やさないことが大切です。

予防歯科・定期検診

3か月に一度の定期検診をお勧めしています。来院時に予約を入れていただくか、ハガキでお知らせしています。

予防歯科

「歯医者さんには歯が痛くなってから行けばよい」

こんな風に考えている方が、まだまだたくさんいらっしゃいます。予防歯科とは、これまでの「痛くなったら治療する」という考え方とは異なり「お口の健康を維持する」という歯科スタイルです。

予防歯科では、虫歯や歯周病の検査・噛み合わせのチェック・歯の清掃・ブラッシング指導などを行います。

●治療をしたはずの歯が、何度も虫歯になってしまう
●歯みがきをしているはずなのに、虫歯になりやすい

これらに当てはまる方は、予防歯科を検討してみてはいかがでしょうか。

<予防歯科のメリット>
(1)虫歯などお口の中のトラブルを未然に防ぐ

定期的にチェックを行うことで、虫歯や歯周病を予防できます。また、大切な歯をいつまでも健康に保つことができます。

(2)治療の痛み・費用を軽減できる
痛みや症状が進行してから治療すると、治療期間や費用もかかります。予防を適切に行えば、痛みも費用も軽減できます。

(3)お口の中がスッキリする
歯や歯ぐきをキレイにすることで、お口の中が爽快になります。歯医者さんにサロン感覚で通う方も増えています。

噛み合わせもチェックしましょう

予防歯科虫歯や歯周病の予防を効果的に行うには、毎日の生活習慣から改善することが大切です。また、食後のブラッシングや含嗽剤(がんそうざい)の使用も欠かせません。当院では、歯周病に効果のあるクロルヘキシジン含有の含嗽剤(コンクールF、ジェルコート)をお勧めしております。

ただ、世の中には歯みがきをしなくても虫歯にならない人もいます。逆に、いくら歯みがきをしても虫歯になる人もいるのです。その場合、噛み合わせの問題が考えられます。

当院では、虫歯だけでなく、噛み合わせに対してもシロナソグラフや舌の筋肉のトレーニング(MFT)を取り入れて対処をしています。

痛みの再発を防ぎましょう

予防歯科歯医者は歯に問題を抱えた人が訪れる場所です。その問題を解決したあとで、歯周病や虫歯などを繰り返さないために、当院では予防を重視しています。

一般的に、一度治療している方は再発のリスクが高いとされています。治療の経験がある方は、悪くなる前に通っていただくことをお勧めします。

ブラッシング指導

予防歯科ブラッシング指導で大切なのは、モチベーションを維持することです。「がんばろう!」という気持ちを少しでも長く持続していただくために、当院では衛生士が正しいブラッシング方法をていねいに指導いたします。

実は口の中には、歯ブラシがあたっていなくても歯周病や虫歯にならない箇所があります。そういう部分もていねいに磨いていると、時間も掛かり疲れてしまいます当院では。虫歯や歯周病になる可能性がある部分を重点的に、ブラッシングのコツをお教えしています。

当院の予防歯科メニュー

予防歯科通常、歯の汚れは歯みがきで落とせる程度のものであることが多いですが、それでも磨き残しが多くなると、歯垢として溜まってしまい、歯石として通常の歯みがきでは落とすことができない汚れとなってしまうことがあります。

当院では、歯みがきで落とせない汚れを落とすメニューや、汚れを付きにくくするメニューなどをご用意しています。

スケーリング
スケーリングとは、歯肉や歯周ポケットから歯垢や歯石などを除去する治療法です。超音波を使用して、石灰化した歯石まで簡単に除去できます。保険を適応できるため、比較的安価な治療でもあります。

エアフロー
アミノ酸の粒子をウォータースプレーで吹きつけ、歯の表面に付着したしつこいバイオフィルム(歯垢・プラーク)を吹き飛ばす機器がエアフローです。使用後は虫歯菌や歯周病菌、ステイン(汚れ・着色)が付きにくくなるだけでなく、歯の表面がツルツルになります。

PMTC
専門器具を使って歯のクリーニングを行います。歯と歯の間や歯周ポケットなど、歯ブラシでは届かないところに溜まった歯垢を衛生士がていねいに取り除きます。

フッ素塗布
フッ素塗布とは、歯に高濃度のフッ素を塗布することで虫歯の予防を行う方法です。唾液中に含まれるミネラルの沈着を促し、再石灰化を助ける効果があります。また、歯を強化し、酸から歯を溶けにくくすると共に、酸の生成を抑えます。

当院では小児だけでなく、歯周病が進行し、歯根が露出してしまっている患者さまに対してもフッ素塗布を行っています。

シーラント
噛み合わせ部分が複雑で溝が深い奥歯は、ブラッシングがしにくく、虫歯になりやすいと言われています。また、奥歯は食べカスが詰まりやすく歯質も弱いとされています。

その溝を歯科用プラスチックの白い樹脂であらかじめ埋めてしまい、虫歯予防をする処置をシーラントと言います。

唾液分泌増進や食いしばりの抑制に効果的【MFT(口腔筋機能療法)】

予防歯科歯の表側は口唇・頬などに、裏側は舌に守られ、歯の上下は噛むことによって安定されています。また、一本一本の歯はあごの骨や歯ぐきに支えられて生えています。お口周りの筋肉は口腔周囲筋と呼ばれ、歯並びや噛み合わせ、あごの形状は口腔周囲筋によって決められているのです。

MFTとは、お口周りの筋肉(舌、口唇および顔面の筋肉など)を強くしてバランスを良くし、正しく機能させるためのプログラムです。当院では、系統立てた筋機能訓練を個別で行い、正しい舌の動きや正しいお口のまわりの筋肉の動きを習慣付けていきます。

MFTの効果
お口周りの筋肉のバランスを整えることで唾液の分泌を促し、食いしばりや歯ぎしりの抑制に効果を発揮します。また、トゥース・コンタクト・ハビット(TCH)という口を閉じているときに上と下の歯がくっつく症状の抑制にも効果的です。

一般歯科(虫歯治療)

歯医者嫌いの方でも通いやすいように、痛みの少ない治療を心がけています。

一般歯科(虫歯治療)

「虫歯の治療がコワイ」「麻酔の注射がニガテ」

患者さまの中には、できれば虫歯治療を受けたくないという方もいらっしゃいます。しかし虫歯は、そのまま放っておくと症状が悪化してしまい、余計に治療時間がかかってしまいます。

当院では、可能な限り痛みや不安の少ない虫歯治療を行い、歯医者が苦手という方でも気軽に足を運んでいただけるように取り組んでいます。

当院の虫歯治療に対する考え方

当院の虫歯治療に対する考え方虫歯の治療に関しては、まずできるだけ削らないこと。状況にもよりますが、侵襲(削ること)はできるだけ抑え、レジンなどの詰め物も大きく入れない治療を心がけています。特に高校生ぐらいまでの若年者の初期虫歯は、削らずに予防で対応したいと思っています。

また、削らないことと同様、できるだけ抜かない治療も大切だと考えています。ただ、削ることも抜くことも、噛み合わせを正すために必要だと判断した場合は、ご提案することがあります。

できるだけ歯を削らない治療【ミニマルインターベンション】
当院では、歯をなるべく削らない「ミニマルインターベンション=MI治療」を採用しています。ミニマルインターベンション(Minimal Intervention)とは「最小限の侵襲」と訳され、虫歯の部分だけを正確に削り取ろう、という考え方のことです。

通常の歯科治療では、虫歯があると、予防のために虫歯になりやすい健康な部分まで削ります。また、神経に近く治療後に痛みが出る可能性がある場合は、神経をとる治療を行います。これは、治療した歯が再び虫歯になったり、詰め物が外れたりするトラブルを避けるために行うものです。

しかし、歯は一度削られると二度と再生できません。また、神経をとった歯は健康な歯に比べて歯質が弱くなります。ミニマルインターベンションで虫歯に侵されてしまっている部分だけを慎重に削ることで歯の負担を減らしたり、神経を取らずに治療することで歯の寿命を延ばしたりすることができるのです。

痛みの少ない治療

痛みの少ない治療当院ではできるだけ痛みの少ない治療に取り組んでいます。そのため、最小限の治療であればタービンでなく5倍速のエンジンを使用します。5倍速のエンジンであれば痛みが少なく、麻酔を使わずにすむケースもあります。

●5倍速エンジン
歯を切削するとき、通常は空気を利用したエアータービンを使います。歯医者のあのキーンという音の鳴るものです。それに代わり電気で切削器具のついたモーターを回転させ、歯を切削する装置が5倍速エンジンです。5倍速エンジンの特徴は、切削器具の刃がぶれないため削るときの痛みが少ないことです。

麻酔についてもできるだけ患者さまの負担を軽減するよう、表面麻酔、電動麻酔をご用意しています。

さらにお子さまの場合は、唇や歯肉に刺激を与えて意識をそらしたり、大人の場合は粘膜に薬液を多めに入れ、痛みが出そうなところは2回に分けるなど、痛みを感じさせないテクニックも取り入れています。

【表面麻酔】麻酔注射の痛みを軽減
虫歯治療の前にする「麻酔注射が痛い」という患者さまに向けて、当院では表面麻酔を行っています。表面麻酔は、薬剤を歯ぐきに吹き付けたり、塗ったりすることで、注射をするときの痛みを和らげてくれます。まず表面麻酔をしてから、効いてくるのを待って、いよいよ麻酔注射となります。

【電動麻酔】麻酔をゆっくり注入する
麻酔の針の痛み以外にも、麻酔薬を注入する際に圧力がかかることで痛みを感じてしまうこともあります。電動注射器を使うと、コンピュータ制御で麻酔液をゆっくりと一定の速度で注入することができます。そのため、麻酔のイヤな痛みや不快感を和らげることができます。

できるだけ抜かない治療

できるだけ抜かない治療基本的に抜歯は行いません。そのため、たとえば歯周病には歯周病治療再生、歯根破折には再植など、いろいろな方法を試みています。

また、歯根のまわりに歯槽骨がほとんどない場合は抜歯するケースがほとんどですが、当院では歯根の先2mm前後骨が残っていれば、歯を残す方向で治療を進めます。

抜歯する場合
歯周病の場合、当院でははじめから抜くことはありません。初期治療(ブラッシング指導、歯石除去など)をして、ある程度歯ぐきの炎症を抑えてから抜くかどうかを見極めます。

虫歯については、虫歯がかなり深くて根の方に穴が開く、また、歯槽骨の下まで虫歯が進行していたら、抜歯する可能性が高くなります。

歯根破折については、比較的新しいものであれば、再植して残します。古い場合は、残念ながら破折面が汚染されているので抜歯する可能性が高くなります。

●どうしても抜歯を拒まれる患者さまへ
どうしても歯を抜きたくない患者さまには、歯周病の治療を積極的に行うことをお勧めします。歯周病を治すには、歯みがきや歯石除去が欠かせません。それでもどうしても改善されない場合は、改めて抜歯をお勧めします。

神経を抜かない治療

神経を抜かない治療歯髄まで虫歯菌が達している場合、当院では神経を抜かないために3mixやMTAを使用します。

3mixとは3種の抗生物質を混ぜた薬剤のことです。この薬剤を虫歯に塗ることで、虫歯を治します。一般的な虫歯治療は、虫歯になっている部分をすべて取り除きます。しかし3mixでは、抗生物質の殺菌効果により、菌だけを殺すことができるのです。

また、MTA(Mineral Trioxide Aggregate)は最新のセメントで、神経が露出している箇所に直接塗布することにより炎症を抑え、歯質を作ります。

虫歯の進行と治療方法

あなたの虫歯は今どのような状態でしょうか。虫歯のない人生を送るためにも、ご自身の虫歯の進行状況を把握し、しっかりとケアや治療を行っていくことが大切です。

CO:脱灰Co
虫歯の初期状態です。まだ歯に穴が開いていない状態を指します。毎日の歯みがきで対処できますので、歯科医院でブラッシンク指導をお受けください。また、歯の溝をシーラントで埋めたりフッ素を塗ったりすることで、より改善できます。

C1:エナメル質の虫歯C1
歯の表面のエナメル質が溶けて黒くなった状態です。まだ痛みはありません。虫歯部分を削ってレジンという歯科用プラスチックを詰めます。

C2:象牙質の虫歯C2
歯の表面の下にある象牙質まで虫歯が達した状態です。まだ神経まで達しておらず、強い痛みはありません。虫歯部分を取り除いて詰め物や被せ物をします。

C3:神経の虫歯C3
温かいものがしみたり、噛み合わせたりすると痛みが生じます。歯の神経を抜きその部分に被せ物をします。

C4:歯根の虫歯C4
虫歯を放置し、神経が死んでしまった歯の状態です。虫歯菌によって心臓病や腎臓病を引き起こす可能性もあります。大きく破損している状態なので、おもな治療法は抜歯となります。抜歯後はインプラントやブリッジ、入れ歯を用います。また、条件が合えば歯牙移植を行います。

通院できなくてお困りの方に

おもに福祉施設への訪問診療を行っています。入れ歯が得意なドクターが担当します。お気軽にお問い合わせください。

訪問診療

「祖母が寝たきりで歯医者に連れて行けない」
「身体が不自由で歯科医院への通院が難しい」

などの問題を抱えている方はいませんか?

要介護者やお身体が不自由な方にとって、外来診療を受けることは非常に困難です。そんな患者さまのため、当院ではドクターとスタッフが福祉施設に訪問して歯科治療を行う訪問歯科を実施しています。

一般的に内科で広く認知されている「往診」。歯科では、あたって痛い部分を削る入れ歯の調整や、新しい入れ歯を作る修理・新製なども含め、往診で対応が可能です。

<往診(訪問診療)のメリット>
・自宅で歯科診療を行える
・患者さまもリラックスして治療が受けられる
・介護者の方の負担が減る
・誤えん性肺炎を予防できる

当院の訪問診療

訪問診療当院の訪問診療は、ドクターと衛生士の2人でお伺いします。訪問時間は約2時間。午前9時から午後5時までが、訪問診療の時間です。

訪問診療用のポータブルバキュームとモーター、超音波スケーラーなどを持参します。そのため、虫歯・歯周病・デンチャー・根管治療など、すべての治療に対応できます。

まずはお声がけから

訪問診療訪問診療とはいえ、一般の歯科治療と何ら変わりはありません。そのため、患者さまとのコミュニケーションを大切にしています。いきなりお口の中を拝見するのではなく、世間話からはじめて少しずつ距離を縮めていきます。

特に訪問歯科の場合はお年を召した方や認知症の方が多いので、前回の治療内容やこれから行うことをていねいに説明し、信頼関係を築くことに力を注ぎます。その甲斐あって、いまでは週に1回の訪問を心待ちにしてくださる患者さまもいらっしゃいます。

入れ歯製作について

訪問診療訪問診療は伺える回数に限界があります。そのため、入れ歯はなるべく変形しないように心がけて製作します。

また、むやみに新しい入れ歯をお作りしても、結局古いものを使っている患者さまをたくさん目にしました。そのため、できるだけ今お使いの入れ歯を長く使えるよう調整することに取り組んでいます。

できるだけ歯を残すために確かな経験と技術力

当院では保険の範囲内で根管治療を行います。

根管治療

虫歯が神経にまで達してしまった場合、そのまま放置していると抜歯になるリスクが高まります。そういった症状の際に、抜歯することなく歯を残す治療が「根管治療」です。

当院では通常の根管治療に加え、水酸化カルシウムを多用した、できるだけ「菌を残さない」根管治療に取り組んでいます。そのため、治療後の再発リスクを抑えることができます。

<根管治療は、こういった症状の方に受けていただきたい治療です>
●虫歯の進行により「歯を抜くしかない」と言われた方
●歯の神経を取ったのに痛みが取れない方、歯ぐきが腫れる方
●歯の根の治療をしたのに、また痛みが出てしまう方

根管治療の重要性

根管治療の重要性根管は、建物で言えば基礎にあたるものです。健康で長持ちさせるためには、適切な治療を行う必要があります。根管治療がしっかりされていないと、どんなに被せ物で修復しても後々に根の先端が化膿し、痛みが出ることもあります。その結果、歯を失ってしまったり、 再治療が必要になったりしてしまいます。

詳しくは 『根管治療』へ

最善の治療をするために最新の設備と環境を

当院は少しでも質の高い治療を提供するために、さまざまな設備・機材を導入しています。ここではその一部をご紹介します。

最新設備

完全個室のオペ室をはじめ、CTやシロナソグラフなど、当院では快適かつ最新の治療を安心して受けていただけるように、万全の設備・医療機器を取り揃えています。他院ではあまり導入されていない機器もございますので、より質の高い治療をご提供することができます。

完全個室のオペ室

最新設備当院では完全個室のオペ室を完備しています。インプラントをはじめ外科手術は、感染症などにかかるリスクの少ない、クリーンな環境でオペをすることがとても重要です。

当院のオペ室は、ほかの空間からは完全に隔離し、感染対策を施すことにより、クリーンな環境を保っています。また、使用する器具もオートクレーブで滅菌しているため、感染のリスクはありません。

高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

最新設備高圧蒸気滅菌とは、真空の状態と蒸気で高圧力をかけた状態を何度も繰り返すことで、すべての細菌やウイルスを死滅させるシステムです。それを自動で行ってくれるのが高圧蒸気滅菌器。通称オートクレーブと呼ばれています。

歯科用CT

最新設備歯科用CTは、コンピュータ上で骨を3D再現できます。コンピュータを使って撮影データを処理することで、お口の中の断層写真を見ることができます。そのため、レントゲンではわからない骨の奥行き・幅・厚みを、正確に知ることが可能となりました。

デンタルレントゲン

最新設備当院ではデンタルレントゲンを採用しています。本機は通常のレントゲンよりも被ばく線量が5分の1に抑えられるため安心です。また、モニターで拡大して見ることができるので「わかりやすい」と好評です。患者さまに少しでもリスクを負わせたくないという思いから導入しました。

メディフュージ

最新設備再生療法に使用するCGF(成長因子を多く含む濃縮血小板)を作成する遠心分離機がメディフュージです。形成されたCGFは、凝固剤・トロンビン・CaCl2などの添加物を一切使っていません。そのため治療で使用しても、感染のリスクを低減させることができます。

ピエゾサージェリー

最新設備ピエゾサージェリーは3次元超音波振動を利用することで切削部分の長さ・深さを正確にコントロールできる、いま最も注目されている手術器具です。これにより、神経や血管などの軟組織を傷つけず、安全に骨だけを切削することが可能となりました。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡患者さまのお口の中の歯垢を採取して、それを顕微鏡で観察することで現在の菌の状態を確認します。それにより歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかを診断し、適切な処置を施すことができます。また、菌の状態をモニター映しだすことで、よりわかりやすい説明を行うことが出来ます。

ルーペ(拡大鏡)

ルーペ(拡大鏡)当院では、より精密な治療を行うために治療部分を拡大できるルーペ(拡大鏡)を使用して、インプラントや歯周再生治療、口腔外科手術などを行っております。歯科の治療にはミクロン単位の精密度が要求されます。しかし人間の肉眼で見ることができる視野の限界は0.2~0.3ミリ程度と言われています。ルーペを使うことにより患部を正確に把握でき、健康な部分に傷をつけるリスクが格段に下がります。

AED(自動体外式除細動器)

AED(自動体外式除細動器)治療中に限らず、突発的な原因で突然心臓が止まってしまった人の心臓に電気ショックを与えるための治療機器です。AEDのから流れる音声メッセージに従いながら誰でも確実に操作することができます。地域の医療施設として、近くで緊急事態が発生した場合でも対応できるよう設置しておりますので、当院にAEDがあることを覚えていてくださればと思います。

痛みの少ない治療で患者さまの負担を最小限に

「痛いのはイヤ」「怖いのは苦手」という方はいらっしゃいませんか?当院では、痛みや恐怖をなるべく感じさせない治療に取り組んでいます。

痛みの少ない治療

初期の虫歯や歯周病はそれほど痛みを感じません。しかし、歯が痛くなってから来院される患者さまにとっては、治療でまで痛い思いをしたくないはずです。虫歯や歯周病などで悩んでいる患者さまに、少しでも痛みを感じない治療を提供するのも、私たち歯科医師の努めだと考えています。

当院では、タービンではなく5倍速のエンジンを使用することで治療時の痛みを軽減するなど、歯医者嫌いの方でも安心して通える治療環境を整えています。

麻酔時の痛みも軽減します

痛みの少ない治療細い注射針を使い、表面麻酔や電動麻酔、麻酔注射を打つテクニックなどを駆使して、より痛みを感じさせずに麻酔を行うことから、当院の治療はスタートします。

また、できるだけお声がけをするなど、患者さまがリラックスして治療にのぞめるような環境づくりにも積極的に取り組んでいます。

詳しくは『一般歯科(虫歯治療)』へ

噛み合わせと顎位を考え、将来を見据えた治療を

生まれながらにして噛み合わせの位置が正しい人はほとんどいません。また、普段の生活習慣や歯科治療などによって、噛み合わせの位置が少しずつズレてしまうこともあります。

噛み合わせと顎位

噛み合わせがズレた状態では、いくら虫歯や歯周病の治療をしても根本的な治療にはなりません。いずれ再発する可能性を残したまま、治療を終了することになります。また、

●いつまで経っても治らない肩こり
●頭痛
●めまい

これらの原因が、噛み合わせのズレにあるということも少なくありません。少しぐらい噛み合わせが悪くても食事はできますし、会話もできます。しかし、噛み合わせのズレがひどくなると、身体のどこかに影響を及ぼすこともあるのです。

もしかすると、噛み合わせをしっかり治せば、いままで原因不明と診断されてきたあなたの身体の悩みが解決されるかもしれません。

噛み合わせが悪くなる原因

院長あいさつ噛み合わせが悪くなる原因には、以下のようなものが挙げられます。

●不正咬合
●自分の口に合わない入れ歯
●自分の口に合わない補綴(ほてつ)物
●虫歯や歯の欠損
●歯科治療

これらがおもな原因として考えられますが、いずれも噛み方に癖が生まれ、少しずつ噛み合わせがズレてしまいます。

不正咬合の人は、あごが奥に引っ込んで歯の出具合が悪くなります。そのため噛み合わせの高さが足りなくなり、ズレが生じます。また、顎関節症になりやすく、あごの歪みに伴って身体の歪みもひどくなります。

自分の口の中に合わない入れ歯や補綴物を使い続けたり、虫歯や歯の欠損をかばうために片側だけで噛んだりすることも、噛み方の癖の原因となります。放っておくとどんどん噛み合わせは悪くなります。

噛み合わせと歯科治療
歯科治療も噛み合わせが悪くなる原因の一つとしてあげましたが、一番大きなズレが生じるのは歯科治療によるものだと考えられます。

たとえば、奥歯の根管治療を施すときに頭をとってしまって、クラウンを被せることがあるのですが、その際、噛み合わせが大きくズレてしまうのです。

患者さまは、治療後すぐは噛み合わせがしっくりきているため、あごの位置がズレているにも関わらず、ズレていることには気づきません。しかし、治療後3か月~半年後に身体に不調が出てくるケースが多く、その時点ではまさか肩こりや首が痛くなる原因が歯科治療だとは思わないのです。

当院の噛み合わせ治療

当院の噛み合わせ治療当院ではシロナソグラフという機器を使って咀しゃく機能やあごの動きを調べてから、噛み合わせの治療を行います。あごの位置に大きなズレがあり、治療が必要と判断した場合は「顎位治療装置」を使用して、あごを適正な位置に治していきます。

シロナソグラフ
歯に張り付けた磁石と顔に取り付けたセンサーを使って、実際に食べ物を食べているときのあごの動きを測定する装置です。コンピュータの分析により、あごの動きが3次元的に測れます。シロナソグラフの記録から、あごの動きを分析します。その結果に基づき、なぜそのような動きになるのかを診断し、治療へとつなげていきます。

衛生士にしかできない定期メンテナンスを

当院では、衛生士がメンテナンスを担当します。ドクターと連携をとり、患者さま一人ひとりに合わせたメンテナンスを提供します。

定期メンテナンス

「虫歯や歯周病がなければ、歯医者さんに行く必要はない」と思っていませんか?

確かに歯科医院は歯を治療するところですが、最近では考え方が少し変わってきています。虫歯や歯周病を防ぐための予防歯科を受けるために歯医者さんに行く方が増えています。予防歯科とは、虫歯や歯周病を予防することを目的とした歯科診療です。定期的に予防歯科を受けることで、お口の中の環境をベストな状態に保ちます。

また、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐこともできます。虫歯や歯周病の早期発見は、治療中の痛みの軽減にもつながります。

プロがお口の健康をサポートします

メンテナンス毎日どんなに歯みがきをしていても、お口の中にはどうしても磨きにくい箇所があります。こうした箇所には細菌がたまりやすく、集まった細菌は歯の表面に「バイオフィルム」と呼ばれる膜を張って固まってしまいます。

このようなバイオフィルムや食べカスを専用の器具を使って落とすPMTCをはじめ、スケーリングやMFT(口腔筋機能療法)など、お口の中を健康に保つためのお手伝いを当院の衛生士が全力で行います。

詳しくは『予防歯科・定期検診』へ

時間の許す限り、患者さまが納得するまで

治療に関する説明をていねいにいたします。院長自ら行うカウンセリングで、歯の悩みを解消しましょう。

カウンセリング

「ほかの歯科医院に相談したけど、納得いかない」
「インプラントをしたいけどいくらかかる?」
「治療期間はどれくらい?」

このような疑問や不安に対し、専門的な立場から無料でご相談をお受けいたします。
もちろん、それぞれのメリットとデメリットを挙げますが、患者さまに選択を委ねるだけではありません。どの治療法が最も適しているかなど、プロの立場からしっかりアドバイスもいたします。

他院と検討されている方も、セカンドオピニオンとしてご相談ください。

当院のカウンセリング

カウンセリング当院では、患者さまのご希望に沿う診療・治療を提供するために、初診時のカウンセリングをしっかりと行っています。所要時間は平均すると20~30分。十分時間をとる必要があると判断した場合は、診療の空き時間を利用して、1時間近くお話しすることもあります。

院長が責任をもってお伺いします
カウンセリングは基本的に院長が担当します。できるだけひとつだけの提案ではなく、保険治療から自費治療まで、さまざまな選択肢の中から患者さまに最適な治療をお選びいただけるように心がけています。

また、保険・自費の違いや、被せ物・詰め物の種類など、治療に関する基本的なことは衛生士がご説明します。院長に直接聞きづらいことや、治療に関する疑問や質問がある場合はお気軽にお尋ねください。

保険治療と自費治療

カウンセリング「保険治療」「自費治療」という言葉は、歯医者に何度か通われた経験がある方なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、初期の虫歯を治した経験ぐらいしかない方には、ピンとこない言葉かもしれません。

通常、私たちが歯科治療を受ける際に、何も言われずに自費治療が行われることはありません。患者さまからご要望があってはじめて、自費治療は行われます。では、保険治療と自費治療には、どのような違いがあるのでしょうか。

保険治療と自費治療の違い
保険治療は、すべての患者さまに一定の治療が提供できるように定められた制度です。一方自費治療は、患者さまの要望に応じた治療方法や材料の選択が可能です。治療内容や症状によって適性がありますので、医師とよく相談して決定してください。

<保険治療で適用されないおもな治療方法・材料>
●セラミックなどを使用した審美歯科
●歯を白くするホワイトニング
●一部の入れ歯治療
●インプラント治療
●エムドゲインなどの歯周再生療法

患者さまのご希望に沿うために

カウンセリング虫歯歯であっても歯周病であっても、患者さまはご自身で治療を希望されてご来院されます。そのため歯科医院というのは、常に患者さまの希望に応えるだけの準備をしておく必要があると考えます。

そのため当院の院長は、歯周病・インプラント・咬合などの研修へ積極的に参加し、日々、技術の研鑽を積んでいます。また、最新のCTの導入、万全の感染対策を施したオペ室の設置や、あごの位置や動きを3Dで診断するシロナソグラフの導入など、近隣の他院にはあまり見られない設備・環境を用意してお待ちしております。

歯科医師 星川 千裕

スタッフ紹介【経歴】
1996年 北海道医療大学 卒業
1996年 北大第一補綴科 入局
1999年 星川歯科医院 勤務

歯科衛生士 原田 京

スタッフ紹介【経歴】
1990年03月 札幌歯科学院専門学校 卒業
2004年11月 星川歯科医院 入社

【仕事に対するモットー】
いつも患者さまには、不快感をあたえない!ことを心掛けています。診察までの待ち時間や、あいさつ、診療中の技術、他、どれ一つ気を抜いても患者さまには気づかれてしまうと思うので、気を付けています。

【患者さまから言われてうれしかった言葉】
「初診で来院した時、衛生士さんがたくさんお話しを聞いてくれたので安心できました」と言われた時。

【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
患者さま一人一人に合った診査診断をしてくれて、安心して治療が受けられる。

【やりがいを感じるのはどんなとき?】
歯周病の患者さまにブラッシング指導をして、患者さまが話しを聞いてくれて、歯周病がどんどんよくなる時。

【最後に、院長はどんな人?】
私はもうすぐ勤続10年になりますが、院長が私の考えを尊重してくれるので長く勤続できたのでは...とても信頼しています。

歯科衛生士 松縄 千佳

スタッフ紹介【経歴】
歯科助手→歯科衛生士専門学校(バイト:歯科受付)→歯科衛生士(現在)

【好きな言葉】
継続は力なり

【仕事に対するモットー】
アシストに付く時、ドクターは口腔内に集中するので患者さんがガマンしていたり、手に力が入ってしまう時を見逃さないよう口腔内だけでなく患者さんの表情や動きを気をつけて見るようにしています。患者さんの話を最後までしっかり聞くようにして、うなづいたり、オウム返しをして患者さんの訴えをしっかりドクターへ伝えられるように気をつけています。

【患者さまから言われてうれしかった言葉】
お口の中がすっきりして気持ち良かった!親切にしてくれてありがとう!(私の事を覚えてくれていた時)

【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
歯の移植、再植、GTRなど、他の医院ではあまり行なっていない治療を行なう所。

【やりがいを感じるのはどんなとき?】
患者さまが質問をしてきた時(特に歯磨き指導などで患者さまが興味を持って質問してきた時)

【最後に、院長はどんな人?】
器がかなり大きい、怒る姿をあまり見た事がないし患者さんやスタッフに対して優しい、話し方もやわらかく優しいです。

歯科衛生士 宮島 美穂

スタッフ紹介【経歴】
歯科衛生士8年目

【好きな言葉】
ありがとう

【仕事に対するモットー】
時間がない方、歯科が苦手な方、遠くから通院されている方、他院でうまくいかなかった方、様々な方が来院されているので、できるだけ1人1人の要望にあったサービスが提供できるよう心がけています。

【患者さまから言われてうれしかった言葉】
あなたのおかげで苦手だった歯科にも通院することができた。

【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
CGFを用いた再生療法

【やりがいを感じるのはどんなとき?】
口腔内がきれいになって患者さんが喜んでくれた時。

【最後に、院長はどんな人?】
ユーモアのある人

歯科衛生士 森橋 真利

スタッフ紹介【経歴】
歯科衛生士2年目

【好きな言葉】
僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる
幸せはいつも自分の心がきめる

【仕事に対するモットー】
歯周病はとても罹患率の高い疾患ですが、自覚症状はあまり無い上に、どのような疾患なのか正しく認識している方はあまりいません。歯周病の治療と併せて、患者さんに歯周病に対する知識と口腔ケアは大切だという意識を持ってもらえるように日々心がけています。患者さんの不安や痛みにこちらから気付いて出来るだけリラックスした状態で治療を受けてもらいたいと思っています。

【患者さまから言われてうれしかった言葉】
・往診で訪問している患者さんからの「先生達にいつも元気をもらってる」という言葉
・「歯磨きの大切さがわかった。家族にも教えてあげたい」という言葉

【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
篤実な人柄の院長と個性的なスタッフ。スタッフ全員が患者さんに親身になって治療にあたります。

【やりがいを感じるのはどんなとき?】
「頑張ってブラッシングしたら歯茎が腫れなくなった」「歯間ブラシを使ったら口臭が気にならなくなった」等、患者さんのセルフケアが上達し、それが患者さん自身の喜びにつながった時。患者さんの喜びは私たちの喜びです。

【最後に、院長はどんな人?】
子どもに優しく、スタッフには厳しい、ワインの似合う紳士。日々様々な事を学ばせて頂いてます。

歯科助手・受付 高橋 敦子

スタッフ紹介【経歴】
歯科助手5年目です。

【好きな言葉】
一期一会

【仕事に対するモットー】
患者様の気持ちを考え、なるべく患者様が来たい日時に予約を入れれるようにする事や、明るく笑顔で対応する事、親しみやすい雰囲気でいる事。そしてこれからはもっと責任感を意識して行動していこうと思います。

【患者さまから言われてうれしかった言葉】
星川歯科のファンです。

【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
優しいドクターと衛生士

【やりがいを感じるのはどんなとき?】
事務的な作業や、保険の事等で難しい問題が出て解決出来た時と、患者様に「ありがとう」と言われた時。

【最後に、院長はどんな人?】
優しくて丁寧な人


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