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噛み合わせが悪くなる原因

院長あいさつ噛み合わせが悪くなる原因には、以下のようなものが挙げられます。

●不正咬合
●自分の口に合わない入れ歯
●自分の口に合わない補綴(ほてつ)物
●虫歯や歯の欠損
●歯科治療

これらがおもな原因として考えられますが、いずれも噛み方に癖が生まれ、少しずつ噛み合わせがズレてしまいます。

不正咬合の人は、あごが奥に引っ込んで歯の出具合が悪くなります。そのため噛み合わせの高さが足りなくなり、ズレが生じます。また、顎関節症になりやすく、あごの歪みに伴って身体の歪みもひどくなります。

自分の口の中に合わない入れ歯や補綴物を使い続けたり、虫歯や歯の欠損をかばうために片側だけで噛んだりすることも、噛み方の癖の原因となります。放っておくとどんどん噛み合わせは悪くなります。

噛み合わせと歯科治療
歯科治療も噛み合わせが悪くなる原因の一つとしてあげましたが、一番大きなズレが生じるのは歯科治療によるものだと考えられます。

たとえば、奥歯の根管治療を施すときに頭をとってしまって、クラウンを被せることがあるのですが、その際、噛み合わせが大きくズレてしまうのです。

患者さまは、治療後すぐは噛み合わせがしっくりきているため、あごの位置がズレているにも関わらず、ズレていることには気づきません。しかし、治療後3か月~半年後に身体に不調が出てくるケースが多く、その時点ではまさか肩こりや首が痛くなる原因が歯科治療だとは思わないのです。


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